7月前半は梅雨、そして梅雨が明けると本格的な夏の到来です。バラにとっては苦手な蒸し暑い時期です。病気にもなりやすいので、風通しを良くするよう、雑草取りなどを行います。四季咲きのものは二番花が咲きます。

水やり

梅雨があけると気温も上がり地温も高くなるので乾燥しやすくなります。場合によっては日に2回の水やりが必要になります。

肥 料

株が元気であれば追肥をします。梅雨明け早々、あまり暑くならないうちに施しましょう。

剪 定 咲きがら切り以外は特に行いません。
ただしハイブリッド・ティーのベーサルシュートは剪定したところから新たな枝が伸び初めているので、その新梢に本葉が7、8枚になった時点で半分くらいの本葉の上で剪定します。(これを9月の夏剪定まで繰り返します)
消 毒 気温の上昇とともに黒星病やうどん粉病は一旦影を潜めます。一方梅雨明けして天気が続くとダニが大量発生します。そのため天気の良い日は午前中や夕方に葉裏にシリンジをします。それでも発生してしまったら薬剤を撒布し退治します。
その他 ・はり芽接ぎ、T字芽接ぎ、挿し木
・中耕
 雨が降ったり、毎日の水やりで土が締まって固くなってきます。そのためこの時期に下部回りの土を深さ10cm程度耕します。鉢植えも上層部を耕し水の吸収をよくします。