« ベンジャミン・ブリテン Benjamin Britten | メイン | ヨハン・シュトラウス  Johan Straus »

シューベルト Schubert

クラシックの作曲家の中で、日本人がすぐに思い浮かべる一人がシューベルトでしょう。シューベルトにちなんだバラは2品種が良く知られています。

シューベルト
ハイブリッド・モスカータ系のシュラブローズのシューベルト。1984年、 ベルギーのLENSの作出したバラで、モーツアルトにちょっと似ていますが、色はより赤味が強くはっきりした色です。

エクセレンツ・フォン・シューベルトもう1品種はポリアンサ系のエクセレンツ フォン シューベルト Excellenz Von Schubert 、ドイツのLambert が1909年に作出した古い品種。小輪のロゼット咲きの花は赤紫から咲き進むにつれ、赤味の抜けたパープルに変わっていきます。甘いスパイス香があります。


シューベルトさて音楽家のシューベルト。フランツ・ペーター・シューベルト(Franz Peter Schubert, 1797年1月31日 - 1828年11月19日)は、オーストリアの作曲家で、ベートーベンに代表される古典楽派からロマン派に移行するさきがけとなり、かつロマン派を代表する作曲家として、音楽学的には位置づけられています。シューベルトは優れた多くのドイツ・リート(ドイツの歌の意味で、歌曲)を残したので歌曲王といわれていますが、なんといっても有名な曲が「野ばら」でしょう。ここで歌われる野ばらは、ヨーロッパではごく普通に見られる自生種、ロサ・カニナ(ドック・ローズ 右写真)だそうです。このほか「魔王」「アヴェ・マリア」「鱒」「楽に寄す」など、600曲以上の歌曲を作曲しています。また歌曲集も「菩提樹」で知られる「冬の旅」のほか「白鳥の歌」「美しき水車小屋の娘」といった素晴らしい歌曲集があります。シューベルトはモーツアルト以上に早死にで31歳で亡くなっていますが、その没年に作曲された14の歌曲をまとめたもが「白鳥の歌」です。その昔、高校時代に私はグリークラブ(男声合唱)に在籍し、第2外国語でドイツ語を勉強?していたこともあり、シューベルトのドイツ・リートも一生懸命練習したこともあるのでとても親しみのある作曲家です。シューベルト
歌曲のほかにもオペラ(歌曲が有名なわりに、オペラはほとんど知られていません)、「未完成」「グレート」などの交響曲、弦楽四重奏曲、多くのピアノソナタをはじめとするピアノ曲などを作曲しています。
私が好きな曲は歌曲のほかピアノ5重奏曲「ます」、ピアノ曲「楽興の時」などですが、なんといっても「アルペジオーネソナタ」。アルペジオーネというのは今はあまり演奏されない、ギターとチェロの合体したような楽器で、この楽器のために作曲されたソナタですが、現在はチェロでこの曲を演奏するのが普通です。ソナタなので3つの楽章からなる曲ですが、特に第2楽章のアダージョは心に深く染み入る名曲です。

シューベルト

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://net-garden.com/mt/mt-tb.cgi/23

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)