ヨハン・シュトラウス Johan Straus
「南国のバラ」というワルツの名曲がありますが、この曲を作曲したのが、他ならぬヨハン・シュトラウスII世。ヨハン・シュトラウスの名を持つバラは1994年、フランスのメイアンによりロマンティカ・シリーズの1品種として作出されました。「南国のバラ」というイメージとはだいぶ違いますが。

1994年 Meilland フランス
ハイブリッド・ティですが花立ちが多く房状に咲くため、また花型、色合いも相まって、アンティークな雰囲気を漂わせます。優しいリンゴの香りで花保ちも良く繰り返し咲くので、長く楽しむことができます。対病性に優れ庭植えに適しているバラです。

同じ花ながら季節、温度により花色がだいぶ異なります。基本はややアプリコットがかかった、ごく淡いピンクですが、気温が下がるとピンクが強く出ます。Forever Friends、Sweet Sonata という別名があります。
さて音楽家のヨハン・シュトラウスは父と子、二人います。まずは父のヨハン・シュトラウス1世(Johan Strauss I、1804.3.14. - 1849.9.25.) オーストリアのウィーンで活躍した作曲家、指揮者、ヴァイオリニスト。業績としてはこの父の1世より2世のほうがたくさんの曲を書いているが、毎年年明けウィーンで行われるニューイヤーコンサートでは、この1世が作曲した「ラデツキー行進曲」が必ず演奏されます。
ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauß II, 1825.10.25. - 1899.6.3.)は父に対抗するように自分の楽団を組織し、演奏と作曲活動につとめ、父亡き後はウィンナ・ワルツの全盛時代を築き「ワルツ王」と評された。主な曲としては冒頭の「南国のバラ」のほか「美しく青きドナウ」 、「ウィーンの森の物語」「春の声」ほか100曲あまりのウィンナ・ワルツを作曲している。ポルカでは「アンネン・ポルカ」「雷鳴と稲妻」「ピツィカート・ポルカ」などが知られていて、「ピツィカート・ポルカ」は、その名の通り弦楽器が弓で弦を擦って音を出すのではなく、指で弦をはじいて(=ピツィカート)演奏する曲で、私もチェロのアンサンブルで弾いたことのある楽しい曲です。
このほか数々のオペレッタも作曲していて、「こうもり」は彼の作曲したオペレッタの中だけでなく、最も有名なオペレッタとして、今日でも上演回数の最も多い人気曲です。オペレッタはちょっと大雑把な言い方ですが、オペラとミュージカルの中間的な音楽で、したがっで音だけ聴いているよりも、舞台を見たほうが100倍楽しめます。数々のDVDが発売されているのでぜひご覧ください。私の一番のおすすめは、やはり誰もがすすめる名演出家オットー・シェンクによるクライバー版。クライバーのこれぞウィンナ・ワルツといえる指揮ぶり、アイゼンシュタインを演じるヴェヒターはやはりピカイチ!
コメント
こんばんわ。
また遊びに来ちゃいました!!
今日は土を買いにHCへ行ったのですが、このヨハン・シュトラウスに出会ってしまいました。
3つほどの苗があったので、スッゴク迷ってどれが良いかと見比べるまでしたのですが
土と一緒に買ってきて枝が折れてしまったことがあるので(逆にバラの棘で土の袋から土が流出!!とか)
今日は連れて来なかったんですが、時間が過ぎるほどあーー買うんだったと。
明日は絶対連れて来ようと思っています。
私のこれからのバラは音楽家シリーズになりそうな気がします。
もし良かったら私のブログからリンクをさせていただけないでしょうか?
よろしくお願いします♪
投稿者: さくらいろ | 2007年11月20日 22:58
さくらいろ さま
欲しいバラはいっぱいあるけれど、植える場所が問題で、最近ではめったに買わないようにしているのですが、それでも毎年株が増えてきてしまいます。しょうがないですね、、、。でも買い損なった品種には後まで思いが残るので、出会ったときは極力連れて帰るようにしています。(でももう限界です、、、、)
このところ仕事が忙しく、ブログの更新ができていませんが、音楽家のバラはまだありますので、お楽しみに。
リンクしていただけるのはありがたいことです。よろしくお願いします。
投稿者: GardenKeeper | 2007年11月21日 01:01