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2007年07月18日

バラ の Reversion 先祖がえり / Sports 枝変わり

下の写真は今年の花フェスタで撮った中の1枚で、フランス・ギョー社、ジェネロサシリーズの「シャンタル・メリュー」。ところが本来ピンク1色のこの花(2枚目の写真)の一部がアプリコットになっています。
ここ数十年に作出されたバラにはしばしば見られる現象で、色が部分的に先祖がえりしたものです。
このバラの親の系譜の中にこうした花色のバラがあったのでしょうね。
先祖がえり(復帰突然変異)は英語ではReversion。


シャンタル・メリュー


シャンタル・メリュー

また枝が変異をして違う性質、形状をもつことを「枝変わり」、植物学的には芽条変異(がじょうへんい)、英語ではSports というそうです。


ピース、シカゴ・ピース
「ピース」の枝変わりで作出された「シカゴピース」、「メアリー・ローズ」の白の枝変わりが「ウィンチェスター・カテードラル」。 というように、花の色や形が変わるものや、枝の性質が変わってブッシュタイプが、ツルタイプになるという変化もあります。こうして交配以外の方法で生まれる品種も結構多いそうで、母品種としても名高い「オフィーリア」は枝変わりだけでも200以上の品種を生んでいるとか?


メアリー・ローズ、ウィンチェスター・カテードラル
でも、モダン・ローズによくあるツル性品種、例えばアイスバーグとつるアイスバーグなどは、枝変わりなのか、先祖がえりというのが正しいのか、ちょっと分かりません。原種やオールド・ローズの多くは枝が、シュラブタイプ、ツルタイプのものが圧倒的に多いので、ブッシュタイプのモダンローズからツルタイプが出るのは、枝変わりというより先祖がえりといったほうが正しいような気がしますが、、、、

2007年07月17日

花フェスタ ちょっとかわった色のバラ

バラの花色はこれからどんな色が作られるのでしょうか?「青バラ」はまだまだ研究されていくと思いますが、最近目につくのがニュアンスカラーといわれる、茶系あるいはグリーンの色味。こうした色は日本人には結構なじみのある色ですが、結構海外の育種家もこうした色を最近は採り上げているようです。


ダイヤモンド・グレー
2003年寺西菊雄氏作出の「ダイヤモンド・グレー」は白をベースに、極薄いベージュが均一にかかり、結果その名にふさわしいグレイッシュな輝きのある花。


スパイス・コーヒー
ニュージーランドのマグレディが1990年に作出した「スパイス・コーヒー」はさらにベージュが強く、カフェオレ色。


チョコフィオーレ、カフェ
既に1956年にドイツのコルデス「カフェ」を作出。フランス メイアン 2004年 作出の「チョコフィオーレ」はミニバラ。


チャーリー・ブラウン
「チャーリー・ブラウン」もミニバラですが、優しい茶色。1996年河合伸志作出。


ディスタント・ドラム
このバラは咲き始めは、淡い紫と茶色、ピンクの神秘的なグラデーションで、直ぐにフェイドアウトしてアイボリーになりますが、色の移ろいがとても美しい品種。1984年アメリカのバック作出。



ゼン、オリベ
ディスタントドラムと似た色合いだが日本の育種家が作ると、剣弁高芯でも日本的に見えるのは色味の深さだけではないように思えます。「禅 ゼン」 2005年河合氏作出、 「織部 オリベ」1995年田頭氏作出



グリーン・スリーブス、グリーンローズ
通称グリーン・ローズ=ロサ・キネンシス・ヴィリデフローラは花とは思えない葉のような花。(もともと葉と花は同じ細胞がちょっとした遺伝子の指令で花になったり葉になるそうです。)イギリスのハークネスが1980年に作出した「グリーン・スリーブス」は淡いピンクの花が咲き進むにつれて淡いグリーンなります。
こちらは花びらが葉に変わっていくようなもので、花びらに葉緑素が生成され光合成までするそうです。そのため花もちも良い。同じような色変化をするのがミニバラの「グリーンアイス」。


グリーン・アイス



2007年07月13日

花フェスタ 赤いバラ

赤いバラも写真に撮った時に、再現性が難しい色。なかなか気に入った写真が撮れません。
でも、この「イザベル・ルネッサンス」は今回の花フェスタで撮った写真の中でも、最も気に入った写真です。かなり実際に見たときの美しさが再現できたように思います。


イザベル・ルネッサンス


赤の系統も、ピンクを感じさせるローズ・レッド、黄色味が赤を輝かせるファイアー・レッド、ピュア・レッド、紫味の強いクリムゾン・レッド、ワインレッド、茶色味のあるブリック・レッド、黒バラといわれるくすんだ赤ダーク・レッドまでさまざま。


フェアリー・レッド92、ジェネラル・シャブリキン


サングイニア、アサンブラージュ・デ・ボーテ


ザ・スクアイヤー、ベンジャミン・ブリテン


イングリッシュローズの赤バラの中では最も美しい(と思う)「ザ・スクアイヤー」。同じく「ベンジャミン・ブリテン」は全ての赤の中でもちょっと特徴的な赤。


イリュージョン


「イリュージョン」


トリニティ、ローズマリー・ローズ


「トリニティ」は花弁の表面がピュア・レッド、裏が黄色味の強いオレンジのため、ミニバラながら目を引きます。


ニュイット・デテ、ゲルレイロ


ローズ・オオサカ、マダム・デルバール


ポールズ・スカーレット・クライマー、ジョン・ワーターラー


ツルバラにも結構赤系統のバラは多く「ポールズ・スカーレット・クライマー」、「ジョン・ワーターラー」は銘花。「チュビー・チェイス」はミニのツルバラですが、美しい葉色に可愛い花が輝きます。


チュビー・チェイス


ファイアーグロウ、チューワヤイエ


これらのバラは深みのある赤で、情熱を秘めた美しさ。


クリムゾン・キャスケード、二コロ・パガニーニ


コンテス・ドクスフォード、クリムゾン・チャイナ


紫のかかるワイン・レッドの「コンテス・ドクスフォード」。「クリムゾン・チャイナ」は茶色味を感じさせる、これも正に異色の赤。


ブラック・ファイアー


黒バラという、少し大袈裟とも思える色名も、こうした花を見ると納得。「ブラック・ファイアー」


花フェスタ コンビネーションカラーのバラ

絞りのバラに続いて、ここでは花色が1色ではない(厳密に言えばほとんどのバラがそうだが)品種を、この春撮った写真の中からご紹介します。
まずは覆輪(フクリン)。覆輪とは花弁の縁が違う色で縁取られているもの。


ベティ・ブープ
「ベティ・ブープ」はアメリカのアニメのキャラクターの名前。この名を知っている方は、それなりの、、、
ウィークスのバラです。


フェアリー・レッド92、ジェネラル・シャブリキン
覆輪もはっきりしたものや、ぼやけたもの、その縁取りの幅もバロン・ジロードランにみるような糸のように細いもの(糸覆輪)から太いものまでさまざま。


マイン・ミュンヘン
コンビネーションカラーの最も多いものがこの「マイン・ミュンヘン」タイプだと思うのですが、花弁の中心から外に向けて、色がさまざまに変わっていくもの。同系色のグラデーションの場合もあるし、まるで異なった色が置かれることもあります。
また下の「ノスタルジィ」のように、外側の花弁のみ色が異なるタイプも結構あります。


ノスタルジィ


アバウト・フェイス
次のパターンは花弁の表裏で色の異なるもの。ウィークスの「アバウト・フェイス」はこの写真ではちょっと分かりにくいのですが、表が濃い黄色、裏がゴールドオレンジ。「メイアン・デコール・アレルカン」は表が赤で裏が黄色。


メイアン・デコール・アレルカン


アズミノ
右の黄色いバラはイラン、中央アジアなどに自生するロサ・ペルシカの園芸種と思われますが、こうした花芯近くにはっきりした違う色が入るものをブロッチといいますが、(パンジーなどではこのブロッチという呼称が良く使われます。)バラには非常に珍しいタイプ。でも左の「アズミノ」はいわば白いブロッチといえるのですが、この白のパターンはあまりブロッチとは言わないようです。


2007年07月08日

花フェスタ 絞り・スプライト

バラの花色は千差万別でさまざまな色味がありますが、そのほかにも色の違いだけでなく柄の違いもあります。スプライト(縞模様)日本では絞りといいますが、こうした柄もオールド・ローズから受け継がれ、モダンローズでも絞り模様の品種が結構あります。


ジャン・スティーン

「ジャン・スティーン」はアメリカ、ウィリアムズにより1997年に作出。


エドガー・ドガ、カミュ・ピサロ

フランスのデルバールは一連の絞り柄のバラに、画家の名前をつけてシリーズとして発表しています。このエドガー・ドガ、カミュ・ピサロ後に出てくるモーリス・ユトリロ、アンリ・マチスなど。


メリメロー

「メリメロー」はフランスのJoseph Orard により1999年に作出


ナッシュビル、グリマルディ

「ナッシュビル」はデンマークのポールセンが1992年に発表。


モーリス・ユトリロ

「モーリス・ユトリロ」


ローズ・デ・シスターシェン、アンリ・マティス

「ローズ・デ・シスターシェン」もデルバールのバラですが、この品種は近々やはり画家のセザンヌの名に改名するそうです。


フォース・オブ・ジュライ

「フォース・オブ・ジュライ」はアメリカ、ウィークス・ローズのバラ、4th of July 7月4日はアメリカの独立記念日。今回の撮影ではたまたまモダン・ローズばかりになりましたが、オールド・ローズにもこの絞り模様の、ロサ・ガリカ・ヴェルシコール(ロサ・ムンディ)やヴァリエガータ・ディ・ボローニャなど美しい品種があります。


2007年07月07日

花フェスタ 白いバラ

最初のバラの色は何色だったか。バラの起源は人類の歴史よりはるか以前に始まっているのですが、その最初のばらの色。現在世界各地に存在する原種といわれるバラのほとんどが白もしくは淡いピンク。
その事実から推測すると、最初のバラは白?


マニュエル・カノヴァ

「マニュエル・カノヴァ」は1995年にフランスのギヨーにより作出された品種ですが、オールドローズの雰囲気を持っています。


アンナ・ジィンケイゼン、バンビーナ

「アンナ・ジィンケイゼン」1982年イギリス、ハークネスの作出。「バンビーナ」1962年ポルトガルで作出。


クラレンス・ハウス、ルイス・リール

2001年イギリス、ビールズ作出の「クラレンス・ハウス」 「ルイス・リール」は1996年の作出ながら、葉の美しいロサ・グラウカの白花のよう。


イビザ

1938年、スペイン、ドット作出の「イビザ」 アーリー・モダンで整った花型。


マサユキ、オズ・オミワルド

「正雪・マサユキ」1992年鈴木省三氏晩年の白大輪の銘品。「オズ・オミワルド」1988年ベルギー、レンズ作出 本来は黄花。


ウエディング・デイ、デイ・ブレイク

白の小花が清楚で、華やかで、可愛らしく「ウエディング・デイ」の名前がピッタリ。黄色の蕾が開くとどんどん白くなり、ステムの赤い色が美しい「デイ・ブレイク」


ルイーズ・ダルザン

「ルイーズ・ダルザン」ノワゼット系のオールドローズ、粉粧楼に良く似た、、、


イムニー、ダンディ・ランブラー

「イメネ」と表記されるが、綴りはHymeneeでフランスのバラなので、イムニーもしくはイムネーと読むべきでは。フランス語の発音は難しい、、、、。 ダンディは Dandy ではなく Dundee で地名もしくは人名。1837年以前の古いバラ。


フラウ・カール・ドルシュキ

左の白の一重のバラは、いかにも原種のように見えますが、品種名が分かりません。混ざり気のない純白と、深いグリーンの葉色が印象的でした。「フラウ・カール・ドルシュキ」1901年にドイツで作出された銘花。赤い蕾から純白に開く驚き。


ワーテルロー

1815年6月18日、イギリス・オランダ連合軍およびプロイセン軍が、フランス皇帝ナポレオン1世率いるフランス軍を破った、ナポレオン最後の戦いの史実を画いた「ワーテルローの戦い」という映画がありました。その映画が日本で公開されたときに、このワーテルローという言葉が子供だった私の頭にインプットされました。その後長じてイギリスに行ってWaterlooという地名を見た時に、ワーテルローとはウォータールーのことだと分かってとても印象に残りました。Waterlooの発音を日本人が聞くと、まさにワーテルロー。だからこのバラも「ウォータールー」というより「ワーテルロー」と書きたくなる。バラの品種名は作出された国々でつけられるので、フランス語をはじめ、英語、ドイツ語、スペイン語、、、、とさまざま。品種名をカタカナ書きするときは、出来るだけその国の発音を忠実に表記すべきだと思っています。そうでないならアルファベットでそのまま表記すべでは。

2007年07月06日

花フェスタ オレンジのバラ

オレンジ。この色もいろの幅が広く薄いものから、濃いもの。黄色、ピンクに近いものから赤に近いものまでさまざま。アプリコット、サーモン・ピンク、コーラル、ゴールド、オレンジ、バーミリオン、カッパー。和名
だと珊瑚色、橙色、みかん色、朱色。今回はあまりオレンジ系統のバラが美しく撮れなかったため、少し色が偏っていて、オレンジ系全体を網羅できていません。すみません。
この色味は黄色が大きく影響しているため、オールドローズには少なくモダン・ローズに圧倒的にこの花色の品種が多いのも特徴です。最近はイングリッシュ・ローズの中にもこのオレンジ系統の品種をみることが出来ます。

アメージング・グレース


「アメージング・グレース」”驚くべき優美さ”の名の通り。


サザン・サンセット、マリリン・モンロー


南国の夕日「サザン・サンセット」、妖艶な「マリリン・モンロー」


フランボワーズ、ピンク・アバンダンス


このあたりの色は、コーラル、サーモン。(上) 下の「イルミネーション」は今は黄色が目立ってますが、その名の通り色が変化します。

イルミネーション


フォーカス、ケーリー・グラント


名優「ケーリー・グラント」を知っている方も、だいぶ少なくなった?


オレンジ・マザーズデイ


ポリアンサの名花「オレンジ・マザーズデイ」


マエストロ、ベル・ドゥ・プロヴァンス


朱色、バーミリオンはこのあたりの色?(上)  下の色はまさにオレンジだけど「エジプシャン・トレジャー」という品種名はゴールドのイメージ。


エジプシャン・トレジャー



2007年07月05日

花フェスタ 青いバラ

「青いバラ」は昔から「不可能」の意味を表す象徴とされてきました。基本的にバラには青い色の遺伝子がありません。近年になってバイオ研究の成果として、青の遺伝子をバラに組み込むことが出来るようになり「青いバラの誕生」が報道されましたが、残念ながらこれも空色の青、ブルーではなく藤色。
一方でこれまで多くのブリーダーたちが不可能の実現、「青いバラ」の誕生にチャレンジしてきました。
それらのバラはやはり青味を感じさせるものの、青ではなく紫系統のバラです。でもバラ好きの私達はそうしたブリーダーたちの努力を讃え、これらのバラを「青バラ、ブルーローズ」と呼びます。


スィート・ムーン

「スィート・ムーン」 ムーンの名を持つバラには結構紫系のバラがありますね。なぜでしょう。


花フェスタ


紫の園、ミスティ・パープル


「紫の園」は「ミスティ・パープル」に比べると赤味があります。私は「紫の園」がラベンダーで「ミスティ・パープル」が、ペールパープルと思っています。


花フェスタ


マニントン・モーブ・ランブラー


「マニントン・モーブ・ランブラー」 葉っぱはどこ、というくらいの花花花。ラベンダー?ライラック?
紫系の色味を表す言葉は、欧米にも日本にもたくさんあります。でもなかなかその言葉の表す色は人それぞれ違いがあるようです。このブログを見ながらご家族や、お友達と紫系カラーを確認してみませんか。ぜひここに掲示したバラ達の色を、何色と表現するのが良いのか、ぜひ教えてください。


花フェスタ


紫雲


「紫雲」シウンはかなり赤味が強い。


花フェスタ


ラプソディーイン・ブルー


「ラプソディーイン・ブルー」のこの色がパープルかな?


花フェスタ


花フェスタ


「スヴニール・ドゥ・ウイリアム・ウッド」の赤味の強い紫は、ロイヤル・パープル。


花フェスタ


花フェスタ


花フェスタ


ヴィオレット

「ヴィオレット」はスミレの紫。日本語だと古代紫、江戸紫。

2007年07月03日

軽井沢に行ってきました

軽井沢へ新幹線に乗っていってきました。よーく考えてみると大学時代に軽井沢のプリンスホテルにスキーをしに行っていたのが最後なのでなんと、うん十年ぶり。昔はもっと時間がかかったのに、新幹線だと東京から1時間。速くなりました。駅舎の変貌ぶりにビックリ。さてそんな時代に乗り遅れた話はさておき、今回の軽井沢訪問の目的は、ローズ オブ ローゼス の大野耕生氏の監修した軽井沢レイクガーデンを見学すること。軽井沢には別にタリアセンがあって、ここでも従来からイングリッシュローズが見れますが、こちらのレイクタウンは2年前に庭園を作り、昨秋バラを植え込んでバラ中心の庭園にしたそうなのですが、とてもはじめての春とは思えない見事な咲きっぷりでした。さすがにクライマーはまだ少し伸びが足りないのは仕方ありませんが、来年以降がさらに大変楽しみです。


軽井沢レイクガーデン


駅から車で10分程度でこのレイクタウンの敷地に入ります。入って直ぐに管理棟(上左)があり、ここも建物が見えないくらいバラの花盛りでした。その向かいがガーデンの入り口の建物(上右)で、バラ苗や宿根草の売店や素敵なレストランが併設されています。


軽井沢レイクガーデン


軽井沢レイクガーデン


ガーデンは湖とそこに浮かぶ島をめぐる回遊式庭園で、いたるところに見所があります。
まずはフランス風のバラの庭、イングリッシュ風のボーダーガーデン。第一に驚いたのは、バラも宿根草もほとんど病気が見られないこと。この時期、東京では考えられないのですが、バラは地際まで葉が美しく付いています。薬は週に1回くらい撒いているとうかがいましたが、それにしても美しい。やはり軽井沢の気候が良いのでしょうね。


軽井沢レイクガーデン


軽井沢レイクガーデン


軽井沢レイクガーデン


ボーダーガーデンを抜けアーチのトンネル(ここは来年以降が楽しみです)を抜けると、湖のほとりにでます。(上左)しばらく湖のほとりに沿った宿根草に飾られた小道を歩き、桟橋をわたると湖に浮かぶ島に渡れます。この島には滝からの小川が流れていて、湖とはまた一味違った水辺の風景が楽しめます。カモの親子が出迎えてくれました。(下左)この島には池を中心とした整形庭園もあり、ここでもまた違った風景が楽しめます。(上右)


軽井沢レイクガーデン


この島を抜け橋を渡ると(下左)、イングリッシュローズと、近年のローズ オブ ローゼスのお勧め、デルバールを初めとするフランスのバラが一同に見られる整形庭園(下右)になります。
ここではほとんどのイングリッシュローズが見られるばかりか、まだ日本で販売されてない新着の品種も見事に花を咲かせています。


軽井沢レイクガーデン


このガーデンの主役はなんと言ってもイングリッシュローズですが、たくさんの宿根草や木々が素晴らしい風景を作っています。これなら春の一時期だけでなく、早春から晩秋までいつでも楽しむことができます。
1冊の本を持って、池のほとりのベンチに座り、時々美しい景色を見ながら、のんびり1日を過ごす。
そんな過ごし方のできるところだと思いました。(大勢の観光客に荒らされることのないように願うばかりです。)


軽井沢レイクガーデン


リアンダー
「リアンダー」


ウィリアム・シェークスピア2000
「ウィリアム・シェークスピア2000」


ジャックネッタ
「ジャックネッタ」


レディ・エマ・ハミルトン
「レディ・エマ・ハミルトン」


モーヴァン・ヒルズ
「モーヴァン・ヒルズ」


ジェームズ・ギャルウエイ
「ジェームズ・ギャルウエイ」


エブリン
「エブリン」


http://www.karuizawa-lakegarden.jp/



2007年07月02日

花フェスタ ピンクのバラ



花フェスタ


今年の花フェスタ第3弾はピンクのバラ。2万種以上ともいわれるバラで最も多い色は、やはりこのピンク系統かと思います。限りなく白に近いピンクから、ショッキングピンクや赤や紫に近いピンク、黄色味の強いコーラルピンクなどなど、一口にピンクといっても結構幅が広いのもこの色の特長です。
さて最初の可愛い小花が小さな房になって咲くツル、ランブラー系のバラ。いつも撮影した写真と品種名の確認は慎重にしているのですが、「ローマ・グローリー」とメモにはあるのですが、いろいろ調べてみると違うようです。花フェスタでも間違えたネームプレートをつけることもあるようですので、これもそうかなと思っています。でもこんな可愛い、きれいな花を見ると名前は何でも良くなって、大事な人の名前でも献上しようかなと思っています。


ポンポン・パナッシェ、ジョン・クランストン


「ポンポン・パナッシェ」は小さな花ですが、白にピンクのストライプが、キャンディのねじり棒みたい。「ジョン・クランストン」もさほど大きくないのですが、いっぱいのモスには似合わない可愛いボタンアイを持っています。


スヴニール・ドゥ・プレジダン・カルノ


「スヴニール・ドゥ・プレジダン・カルノ」は1894年作出のアーリー・モダンながらとても美しい剣弁の整型花。左のバラは粉粧楼のような花ですが、もっとヨーロッパ風?の華やかさを持っていて、シャッターを切ったのですが、こちらもメモした名前が違うように思います。


マダム・ヒデ
「マダム・ヒデ」

モダン・ローズもやっぱり美しい。


ルドゥテ、マダムフィガロ


ダム・ドゥ・シュノンソー、コンパッション


フィーバス
「フィーバス」


ジェイムズ・ギャルウエイ、マダム・イサーク・ペルレール


ソレイユ・ドリアン、ケープホーン


ヒストリー、ポール・トランソン


ピエール・ドゥ・ロンサール
「ピエール・ドゥ・ロンサール」 こうした咲きっぷりを見ると、人気NO.1もナットク。

2007年07月01日

花フェスタ 黄色のバラ

イエロー・モーツアルト


今年花フェスタで撮った写真。お気に入りの黄色系統のバラからご紹介します。
まずトップを飾るのは「イエロー・モーツアルト」。シュラブの美しい深いグリーンの葉の上に、明るい黄色の小花が房になって咲きます。今までこの品種を意識したことはなかったのですが、今年はノックアウト。


プリンセスアリス、カジノ
ジュード・ジ・オブシュキュア、クレパスキュール


黄色と一口にいっても、ほとんど白に近いクリーム色から、アプリコットやオレンジに近いゴールド、茶を感じさせるくすんだ黄色までさまざま。でもこんなに黄色のバリエーションが拡がったのは近年になってから。それまでの黄色はイエロー・ティセンテッド・チャイナに見るような淡い黄色がほとんど。唯一鮮やかな黄色の原種フェティダ・ペルシアーナから、園芸品種のソレーユ・ドールが生まれてからとのこと。


フランス・アンフォ


フランチェスカ、ダナエ


「フランス・アンフォ」 デルバールの比較的新しいバラで、クリアな黄色の香りの良いバラ。日本ではまだあまり流通しておらず、花フェスタでゆっくり見ることができました。
モダン・ローズ系の黄色のバラは主張が強いわりに、黄色が単調で庭の中では扱いにくいものが多いように思いますが、鉢植えにすると結構良い眺めになります。「フランチェスカ」や「ダナエ」のようなオールドローズ系のシュラブははっきりした黄色というより淡い黄色、アプリコットのものが多く、咲き進むと花色が変化し、黄色のグラデーションが美しい庭の景色をつくります。花フェスタではフィリス・バイドがあちらこちらに植栽されていて、淡い黄色、アプリコット、淡いグリーンなどの複雑なグラデーションを見せてくれていました。


アバウト・フェイス、ハニー・デイジョン


「アバウト・フェイス」はいつも端正なたたずまいで、どう撮影してもいつもきれいな被写体になってくれます。花弁の表は濃いはっきりとした黄色で、裏がオレンジに近いゴールド。一方の「ハニー・ディジョン」はバタースコッチをさらに茶色っぽくした感じの不思議な花色、花型は派手な剣弁高芯ですが、その色ゆえ結構落ち着いた感じで、あまり他の花色を邪魔しません。どちらもアメリカ、ウィークスのバラ。


ティーチング・ジョージア


イングリッシュローズ「ティーチング・ジョージア」、この写真ではややアプリコットが強く見えますが、
美しい黄色で、ほかにも「モリノー」「ハッピーーチャイルド」「ゴールデン・セレブレーション」「グラハム・トーマス」「セント・オルバン」「ザ・ピルグリム」など黄色系統のバラは結構多く、さらに「プリンセス・マルガリータ」や上の「ジュード・ジ・オブスキュア」のようにアプリコットやクリームにも拡がっています。


ピユール・カプリス


ちょっと変わった黄色系のバラ2つ。デルバールの「ピユール・カプリス」。咲き始めは美しい黄色にオレンジがさしますが、咲き進むと淡いミントグリーンに色が変化します。花弁の形も独特で、切花で使うと面白そうです。10年ほど前に作られた品種ですが、日本ではこれから販売されるようです。もうひとつはバラには珍しい花弁の付け根にブロッチの入る品種。私は「チグリス」と思って見ていましたが、説明してくださった小山内さんは違う品種名をおしゃっていたように思います。(大勢だったので聞き取れませんでした。)
私は黄色のバラを見ていると、気持ちが明るくなるので大好きです。家でも「ゴールデン・セレブレーション」、ウィークスの「レモン・メレンゲ」を育てています。黄色は金運を呼ぶといわれていますが、その点は?です。


イエロー・フルーレット
「イエロー・フルーレット」